返済の質問

  • 返済方法を選ぶことはできますか?

    • 借り入れ先の業者によっても異なりますが、下記のような返済方法があります。
      ・口座振込
      ・提携ATMでのご返済(コンビニや金融機関など)
      ・店舗窓口でのご返済
      ・口座振替(自動引き落とし)
      消費者金融系は返済方法を色々なものから選べますが、信販系は引き落としのみという事が多いです。

  • 返済方式って何ですか?

    • 毎月の返済額や返済期間を決める、返済方法の種類を指します。
      代表的なものには「元利定額リボルビング方式」「元金定額リボルビング方式」「残高スライドリボルビング方式」の3つがあります。
      返済方式によってもメリット・デメリットが異なるため、お申し込みの際は、どの返済方式になるのか・どの返済方式を選べるのか、しっかりと確認することをおすすめいたします。

  • 返済が遅れそうなときは、どうしたらいいですか?

    • まずは金融機関に連絡をして、相談をしましょう。
      しっかりと謝罪を入れ、いついつまでに返済ができるといった意思表示をすると、金融機関によっては融通をきかせてくれる場合もあります。
      ただし、期限までに返済できない場合は、いかなる理由であっても遅延損害金が発生しますので注意してください。
      こちらから連絡をせず放置した場合は、逆に金融機関から電話がかかってきます。
      それも放置していると、督促状や勤務先への電話、回収の為の訪問といった対応になっていきます。
      3ヵ月以上延滞すると、信用情報機関に「延滞」として事故情報が記録されてしまいますので、返済計画はしっかり立てましょう。

  • 遅延損害金って何ですか?

    • 借り入れを行い、返済期日に返済ができなかった場合に発生する損害金です。
      ほとんどの場合パーセントの利率で決められており、年率20.00%程度で設定している金融機関が多く見られます。

  • ブラックって何ですか?

    • 個人の信用情報は、国が指定する個人信用情報機関によって管理されています。
      過去に支払いの遅延や延滞、任意整理や自己破産などの債務整理をおこなった人は、その履歴が事故情報として、個人の信用情報に記載されます。
      こういった事故情報が記載された状態を、信用情報に傷がついた状態として、「ブラック」または「ブラックリスト入り」などといわれます。
      クレジットカード会社は、カードの更新やお申し込みの際に、この個人信用情報の照会を法的に義務付けられています。
      そのため、ブラックになってしまうと、カードの更新ができなかったり、新規の借り入れができなかったり、自分だけでなく家族親族にもその影響を及ぼしてしまう事もあります。
      信用情報機関の事故情報については、事故内容や信用機関によっても異なりますが、5年~10年間ほど記載されますので、ブラックにならないように心がけましょう。

  • 信用情報機関って何?

    • 個人の信用情報機関には、「日本信用情報機構(JICC)」「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」「CIC」の3つがあり、それぞれの間で、信用情報の共有をおこなっています。
      「日本信用情報機構(JICC)」は、貸金業者系で、信販会社によるクレジットカードやキャシング系の信用情報機関です。
      「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」は、全国銀行協会が運営している銀行系の信用情報機関です。
      「CIC」は、割賦販売法および貸金業法の両業法に基づく、クレジットカード系の信用情報機関です。
      同一の事故内容であっても、信用情報機関によってブラックリストの記載期間が異なります。
      これらの信用情報機関に対して情報開示請求をおこなうと、自分の履歴(事故情報)などを確認することができます。

  • リボルビング払いって何?

    • リボルビング払いとは、毎月、一定額を返済していく支払方法を指します。
      一般的な分割払いが買物ごとに毎月の返済額(返済回数)を決めるのに対し、リボルビング払いは最初から支払い額が決まっています。
      例えば
      今月10万円の買物をして、10回払いにする。→月々1万円の返済。
      翌月、同じカードで5万円の買物をして、同じく10回払いにする。→先月の分と合わせて月々1万5千円の返済。
      これが、分割払いです。

      これに対して、リボルビング払いの場合は、毎月1万円の返済と決まっていれば
      今月10万円の買物をして、翌月に1万円の返済をする。翌月5万円の買物をして残高が14万円に。
      さらに翌月1万円の返済をして残高が13万円に。
      といった具合に返済をしていきます。分割払いとは異なり、買物全体から一定額を繰り返し返済していく形を取るのです。

      月々の支払い額が一定にできるので、収支管理がしやすい利点も挙げられる反面、 設定額を大きく超過したり、頻繁に超過する場合は、いつまで経っても支払いの繰越が続いてしまうというデメリットがあります。

  • 元利定額リボルビング方式って何?

    • 元利定額リボルビング方式とは、 元金と利息を合わせた支払い金額を、利用金額に関係なく、毎月、一定額で支払っていく返済方式を指します。
      毎月の一定額の中に、利息の支払いも含まれているため、元金が指定した金額ずつ返済されるわけではありません。
      毎月の返済額が一定額であるという利点はありますが、元金が減るスピードが遅く、返済が長期になる可能性があります。

  • 元金定額リボルビング方式って何?

    • 元金定額リボルビング方式とは、 あらかじめ指定した一定額の元金にプラスして、その都度発生した利息を支払っていく返済方式を指します。
      確実に元金が減るために、比較的早い期間での返済が可能となる利点があります。
      難点としては、返済初期の段階では、返済額が大きくなりがちなことが挙げられます。

  • 残高スライドリボルビング方式って何?

    • 残高スライドリボルビング方式とは、 元金と利息を合わせてが毎月の支払い金額を、借入残高に応じて、変動させて返済していく返済方式を指します。
      「元利定額残高スライドリボルビング方式」とも呼ばれます。
      「元利定額リボルビング方式」「元金定額リボルビング方式」などと、組み合わせて使われることが一般的です。
      例えば、借入残高が20万円のときは月々2万円の返済を、借入残高が月々1万円の返済を、というよな形になります。

  • 返済が滞ると、怖い取り立て屋さんが来るの?

    • ドラマなどに出てくるような、怖い取り立て屋は、現実にはないと考えてよいでしょう。
      貸金業方でも、大人数で押しかけたり暴力的態度や脅しをおこなったりは禁じられています。
      貸金業者の多くは、銀行資本や上場企業なので、信用問題の観点からもそのようなことはおこないません。
      ただし、ヤミ金業者の場合はこの限りではありませんので、借入先選びはくれぐれも注意しましょう。

  • 利息ってどうやって計算するの?

    • 一般的には「借入額×借入利率÷365×借入日数」で、計算できます。
      例として、20万円を金利18%で30日間借りた場合の利息は
      「200,000円×18%÷365×30日=2,958円」と、なります。

  • 一度でも返済が遅れてしまったら、もう借りる事はできませんか?

    • 本来であればたった1度、1日遅れてしまっただけでも大問題です。
      ですが、1度の返済遅れで、すぐに借りられなくなるということは、ほとんどありません。
      ただし、返済の遅れを何度も繰り返していたり、返済が3ヵ月以上遅れてしまったりすると、借り入れ自体ができなくなってしまいます。
      信用情報機関のあなたの情報に傷がつき、ブラック扱いとなってしまうためです。
      返済はできるだけ遅れが出ないように注意してください。

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