銀行で自動車ローンを組みたい|審査に通らない理由
目次
銀行の自動車ローンは金利は低いってほんと?
自動車ローンを組む時、銀行、ディーラー、消費者金融の3択になります。その中でも一番金利が低いと言われているのが銀行の自動車ローンです。最も金利が低い銀行で、2%というところがあり、ディーラーの平均7%~8%と比較してみると5%も安くなります。
自動車のローンを組むとなると新車でも中古車でも金額が大きくなるので例え1%の差でも返済額が大きくなってしまうので、極力安いところでローンを申込みたいですよね。ですので、自動車の購入を考えている時は、まず自分の気になる銀行の自動車ローンを調べてみて仮審査に通しておくと良いでしょう。
「忙しくて窓口に行く暇がないよ」という人でも、一部の銀行であればインターネットによる申し込みも行っています。ネットならいつでもどこでも申し込みが可能なので、忙しい人でも大丈夫です。契約自体も窓口へ行く必要がないので、銀行の安い自動車ローンが組めるとお得です。
ただ、ディーラーローンの場合、特別金利キャンペーンとして車種限定で金利を下げてくる場合があります。もし、自分の買いたい車がキャンペーンの対象だった場合、銀行の自動車ローンより安くなる可能性があるので、前もって調べてみると良いです。
銀行の自動車ローンの審査は厳しい?
銀行の自動車ローンですが、ディーラーローンや信販系のローンに比べると厳しいと言われていますが、重視されるポイントさえしっかり見ておけば大丈夫です。
まず、信用情報に傷がついていると、審査に通過しにくくなります。過去に携帯電話やクレジットの延滞や踏み倒しを行った事がある人は要注意です。延滞は1度や2度なら問題ないですけど、何回も繰り返していると審査に通過しにくいです。
また、勤続年数ですが3年以上が望ましいです。10年以上同じ会社に勤めていると高評価を得ます。例え、大手の会社に勤めていても1年目では不利に動く可能性があります。個人事業主でも長く開業していれば、それだけ信用が高くなるので安心して下さい。
また、他社ローンで借入を複数している人も要注意です。各ローン会社によって年収の基準が変わりますが、だいたい年収の35%までが年間の返済額の上限と言われています。例えば、年収が400万円だったとすると、年間の返済額が140万円までなら審査に通る可能性があると言えます。
ただし、これは自動車ローンだけではありません。他社にローンがある場合、それを含めて140万円になるので自動車ローンでの借入金額は必然的に減ってしまいます。ですので、自動車ローンを申し込む前に一度整理しておくと良いです。
その他に、自動車ローン以外にクレジットやカードローンなど短期間のうちに立て続けに申し込むのもNGです。1ヶ月のうちに3社以上申し込んでしまうと「この人、お金に困っているのかな?」と思われて申し込みブラックになってしまう可能性があります。ですので、短期間のうちに何社もローンを申し込むのは止めましょう。
変動金利と固定金利の仕組み
まず、固定金利ですが借入時の金利が返済の時まで全く変わらないのを固定金利と言います。固定金利のメリットとしては、全期間同じ金利で借り入れした時点で将来の金利が決まるので返済計画が立てやすいです。ただし、変動金利に比べて金利が少し高めに設定されているので、最終的な返済額が高くなる可能性があります。
次に変動金利ですが、一定期間経つと適用金利が見直されるので金利がその都度変わります。多くの場合半年、または1年毎に金利が見直されています。特徴としては半年や1年毎に金利が変わるのではなく、だいたい5年毎に金利を変更される事が多いです。
変動金利の場合、最初は固定金利に設定されていて一定期間経った後に変動金利に移る固定金利選択型があったり、金利ミックス型と呼ばれる固定金利と変動金利を組み合わせて借りるタイプのものがあり、選択肢が増えます。
どちらの金利がお得かと言われるとその時の社会情勢によって変わります。一般的には低金利の時代は固定金利で、高金利の時代は変動金利と言われているので、その時代によって金利を選択しましょう。
銀行の自動車ローンに必要な書類
ここでは、一般的な自動車ローンを組む時に必要な書類を上げておきます。
- 収入証明書
- 住民票
- 本人確認書類
- 自動車購入を証明できるもの
この4点になります。収入証明書は、源泉徴収票、確定申告書、課税証明書などがあれば大丈夫です。課税証明書ですが、市町村の役所で手数料を払えばすぐに発行してもらえるので、住民票と一緒に発行してもらうと良いでしょう。
また、本人確認書類ですが、運転免許証、保険証、パスポートなどが対象になります。さらに、自動車ローンを組むので、「自動車を購入しますよ」という証明書がないといけません。見積書や注文書などをきちんと用意しておくようにしましょう。
申し込みから審査、借入れまでの流れ
一昔前までは、窓口に出向いて、店頭で契約するのが主流でしたが、最近ではインターネットで完結できる銀行の自動車ローンの商品も増えています。インターネットでの申し込みの流れについては、まず、ホームページから申し込みフォームを入力して、送信します。この時、上記で説明した必要書類を用意しておくようにしましょう。
それから、審査に入り無事通過の連絡があった後、必要書類をFAXまたは郵送にて提出します。その後、必要書類がメールなどで送られてくるので、必要事項を入力し、返送します。
その後、販売店に直接お金が振り込まれるようになっているので、自分で引き出して入金するという必要はありません。
ただし、これはごく一般的な申込から借入までの流れなので、契約する場合は必ず銀行のホームページをチェックして下さい
。以上、銀行で自動車ローンを契約する方法について説明してきました。ディーラーローンや信販系のローンと比べて多少面倒くさいかもしれませんが、金利が低いので是非調べておくと良いでしょう。