カードローンは申し込みブラックになると半年間審査アウト!

申し込みブラックとは

申し込みブラックとは短期間に複数の会社に何度も申し込んだことにより、多重債務の危険性がある人とみられ、審査に通らなくなったしまった状態のことです。

目安としては1カ月のうち3社までなら大丈夫だと言われています。したがって、4社以上に申し込むと申し込みブラックになってしまうというわけです。短期間のうちに複数のカードローンを同時申込していると「この人、お金に困っているのかな?」とか「いったいいくら借りるつもりなんだろう」と大抵の人が思うはずです。

もし、自分が担当者だったらそんな人にお金を貸したくないはずです。ですので、申し込みブラックにならないためにも短期間で複数の会社に申し込みをしないようにしましょう。

信用情報機関は申し込み履歴も共有している

個人信用情報機関とは、ローン会社やクレジット会社から提供された個人の信用情報を管理しており、個人信用センターとも呼ばれています。個人信用情報機関は3社に分かれており、銀行系・信販系・消費者金融系に分かれます。

ここでは、契約者本人の生年月日はもちろん、どこのクレジットカードを持っているのか、その審査結果や借入、返済状況、他社の申し込みなどが詳しく履歴として残っており、それぞれの会社が申し込みの際に閲覧できるようになっています。

ですので、いわゆる多重債務者や返済を延滞している人、金融事故を起こしている人など全て他のローン会社などに筒抜けの状態になっているのです。また、この3つの信用情報機関はCLINと呼ばれる信用情報ネットワークによって情報が共有されているので、信販系で3社申し込んだけど、銀行系なら問題ないだろうというわけにはいきません。

あまりに審査に落ちる人は、信用情報を開示してもらう事ができるので、一度自分自身でチェックして自分のクレジットヒストリーがどのようになっているか確認しておくと良いです。

なぜ申し込みブラックになる?

申し込みブラックになる理由は、同時に複数の消費者金融や信販会社のカードローンに申し込むと「この人はよっぽどお金に困っている」と思われるからです。本当は返済するお金が作れる状態であったとしても、貸す側の立場になると「本当にお金を貸して返ってくるのかな」とどうしても疑問が出てきてしまいます。

ですので、返済できそうにないと判断されてしまいがちなんです。例えば、Aローン会社で審査に通らなかったので、すぐにBローン会社に申し込みをしたとします。申し込んだ本人は契約をしてないのだから、大丈夫と思ったかもしれませんが、申し込みをした時点でしっかり記録に残っているので、他社にすぐ知れ渡ってしまいます。

そうなると、「この人はなぜ審査に落ちたのだろう?」と思われてしまい、ますます審査が通りにくくなってしまいます。さらに、同時に複数の消費者金融に申し込むと「総量規制に違反する」可能性が出てきてしまいます。

総量規制とは年収の3分の1を超えてはいけないというルールですが、これは1社だけでなく他の会社を含んだ合計になるので複数の会社で同時に審査を行っている場合は、万が一に備えて審査に通らなくなってしまうこともあります。

お試し診断は対象になる?

よくインターネットで見かける「お試し診断」ですが、こういった簡易審査をしたところで申し込みブラックにはなりません。お試し診断では、名前や生年月日、住所などを入力することはなく、個人を特定することはできません。

多くの会社が性別・年齢・他社の借入状況を入力するだけの簡易的な判断になります。ですので、気軽な気持ちでまずはお試ししてみると良いでしょう。ただし、あくまでも目安なので、これに通ったからと言って必ずしも審査通過するとは限りません。

ただ、カードローンを申し込む前の予行練習と思って仮診断してみましょう。

申し込みブラックの解除方法

申し込みブラックにいつの間にかなってしまっていた場合、どうすれば解除できるのでしょうか。残念ながらしばらくの間は、カードローンに申し込んでも審査に通ることはないと思っていた方が良いでしょう。

ただし、信用情報の申し込み情報はずっと残っているというわけでないので安心して下さい。目安として半年で消える事がほとんどです。ですので、もし申し込みブラックになってしまった場合は、6カ月以上経過したかどうかを確認して、再度申し込むと良いでしょう。

6カ月経過したかどうか分からない場合は、信用情報の開示の申し込みをしておいて、一度チェックしておくと良いです。もし、まだ消えてなかった場合また落とされてしまいます。そうならないためにも、自信のない人は情報開示をしておくようにしておきましょう。

以上、申し込みブラックについて紹介しました。申し込みブラックにどうしてなるのかが分かれば、後はならないようにすれば良いだけです。まずは、自分のクレジットヒストリーをきちんと確認した上で、申し込みブラックにならないように心がけましょう。

もし、なってしまった場合でも半年を目処に再度、申し込む事ができるので6カ月は何も申し込まず、じっと待っておきましょう。

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